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ナムジャイブログ
自分流泰的生活 web462号 武井 さん

2010年06月16日

自分流泰的生活 web462号 武井 さん

武井 さん
彼がムエタイにハマった理由とブラジリアン柔術への転身。ムエタイジムの紹介と修行サポートをする”闘う店長”武井さんに迫ります。

ムエタイを始めたきっかけは?

高校を出てから地元のキックボクシングジムに通い始めたんだけど、そこにナンプーっていう強ぇタイ人の先生がいたんだ。実は彼はラジャダムヌンスタジアムの4位ランカーでね、もう、桁違いに強すぎて勝てないから、秘密を探りにタイに来てムエタイジムに住み込んだ。それがムエタイを始めたきっかけ。そしたらそのジムに、ガオランっていう将来K-1に出ることになるもっと強ぇのがいて、しかも、そのガオランでも負ける相手がいるって聞いて、ムエタイの底知れない強さに戦慄を覚えたと同時に思わず笑ちゃった。格闘技ってこういうことだったのかって開眼できたよ。そんなこんなでムエタイ修行に行ったり来たりしてたタイだけど、社会人になってから全然行かなくなった。それと同時に、自分でもムエタイの練習をしなくなったから、なんかもったいない気がして。この強さの秘密を後輩に残すべきだろうと。で、ムエタイプラザというホームページの構想を立てながら、タイへの転職を計画したわけ。

ムエタイの楽しさとは?やめたいと思った事はありますか?

そうだね、武を競う仲間が出来たところかな。成長期は互いに楽しかったと思うよ。辛いとか思った事はないね。そう感じた瞬間、乗り越えるべき壁として常に立ち向かっていたから。やめたいと思った事も全くない。ただ、第一線から身を引くべきだと思った事はある。自分以上の資質を持った後輩が入ってきて、そいつが頭角を現しスパーリングで本気で苦戦を強いられた時に、苦戦というか負けだなありゃ。先が知れてる老兵がいつまでもジムの酸素奪ってちゃ悪いなって。ものすごーく伸びる時期って人生のほんの一瞬だけなんだ。そういう時期にある若い連中にこそトレーナーやサンドバッグをどんどん解放して、好きなだけ気の済むまで、納得いくまで撃たせてやらんと。で、退いた。それすらもう古い話だけどね。その代わり、というわけでもないけど、最近ブラジリアン柔術を始めたんだけど、技を知ってると知らないで勝敗がはっきりわかれる柔道でね、これはこれで、以前の自分より強くなったから面白い。なんでもやってみるもんだな。

本業の旅行業に加え、ムエタイジム斡旋業務もされているとか。

各自の格闘技経験、滞在日数、予算に応じて、なるべく希望どおりに、っていうか、希望どおりじゃない方が多いかな。でも、修行後に得るものがあったと満足できるジムを、選んであげてるよ。あとは、それなりの熱意があれば、試合コーディネートもやってる。ムエタイジム紹介は、いままで直接やり取りした人で5〜6百人くらいかな。

最近のムエタイ事情で気になる事は?


ファランが中心となって運営しているムエタイジムがブラジリアン柔術のクラスを設けて、総合格闘技の修得を目指してること。立ち技打撃最強のムエタイと、寝技関節最強のブラジリアン柔術の融合ね。タイでもナックスーという総合格闘技の大会が始まったし、ムエタイはムエタイでこのまま残っていくとしても、とりまく格闘技体系はタイも今後はどんどん進化して行くはず。え?そりゃあ面白くなるんじゃないの?

今後の抱負をお聞かせください!

それぞれの人に合うジム選びは、自分自身の経験がものをいうと思うし、これからもジムの紹介は続けて行くつもり。そんなわけで、ファイティングリゾートとも言えるタイに、初心者・プロ・アマ問わず、魂の交流の輪を広げに遠慮なく来て頂きたい。

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Posted by Webスタッフ at 00:00